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新橋駅前ビルにある本当に小さなお店『和作』


その店に入ったキッカケは同じ新橋駅前ビルにある
『信州おさけ村』に大学の同期と飲みに行くも
満席(立ち飲みだけど)で入れず、
さてどうしたもんかとウロチョロしだした矢先に見つけたお店。
実際、ほんの数軒隣り。

5人程のカウンターとテーブルが数席ある程度の狭いお店。
板前服を着た大将と配膳&注文取りの中国系のお姉さんの
ふたりでやってる店だった。

まあここでいいべ(イマイチだったらさっさと違う店行っちゃえば良いし)と
フラッと入ってみた。


お酒は瓶ビールと焼酎位であったが
カウンターに並ぶお刺身や、秋田生まれの大将が作る秋田料理が旨かった。
きりたんぽ鍋なんかも少人数でも作ってくれた。
それこそおひとりさま用の土鍋で。


なによりも大将の明るい人柄で持ってるような店だった。

終始ニコニコと笑い、くだらないオヤジギャグを飛ばしたり、
テニスが好きで、テニス帰りらしい客が来ると
突然調理そっちのけで客のラケット振り出したり。

元々、歌手をやっていたらしく
突然ギターを片手に歌い出したりもしたらしい。
残念ながら私達が行ったときにはその歌声を聴くことは出来なかったが。


ウチらみたいな若造がそういう店で飲んでるのを面白く思わないオッサンに
難癖つけられることがありながらも(大半のお客さんはフレンドリーでしたが)
それでもその店の魅力につられ、その大学の同期と飲むときは
たまぁに和作に行っていた。


その大学の同期から先日「新橋に飲みに行かないか?」と誘われるもその日は
とても早く上がれる気もしなかったので断った。

結局、会社の人と新橋に飲みに行ったらしいのだが
20時を過ぎた頃、同期からの電話が。




「和作、閉店してるよ…。」


「店主体調不良とその手術の為、一月末を持って閉店致します。だってさ…。」




うちらが行くようになってまだほんの数年だったが店自体は35年もやっていたそうな。
居心地の良い空間だっただけに、なんだか切ないな。
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